恐るべし世界最強ペットパノムルン

世界最強との差はここまでだったのかと感じさせられほどに強かったペットパノムルン

原口健飛に30-29.30-28.30-28の3-0でペットパノムルンの完勝

向かい合った時のフォルムは、原口の方が多きく原口のフェインとからのジャブとインローで始まるがペットは気にせずプレッシャーを掛けていき左ローから入る、空振りはしたが迫力のある蹴りだ。

ローを連打からフックの返しからハイまでで一気にペースを取りにいく。

原口は回転技に三日月蹴りをヒットさせるがペットからダメージは感じられず、ペットのローやミドルが冴えわたる展開が続く。

30秒を過ぎた辺りで原口がミドルを掴みコカしにいくがペットは崩れずに左のパンチをだす、さすがのバランス感覚を見せて第1Rが終了

ポイントは恐らくイーブンもペット有利

リングの中央を取り圧力を掛けるペットパノムルンに対してサークリングをする原口の展開でスタートする。

前足を上げながらプレッシャーを掛けて組んで膝やミドルを繰り出していくペットパノムルン。

対する原口は遠くから左右の蹴りを蹴るが当たらずペットの入り際にパンチを合わせようとするもペットに組まれ上手く出せずに膝でダメージを負わされお腹が効いてきたのか動きが止まってくる。

残り10秒の辺りで組んで膝の連打でペットにイエローカードが出たとこで2R終了。

このroundはペットパノムルンのミドルやプッシュからの膝に組んでの膝の技術の高さが光るroundとなる。

ポイントはペットについたroundになったのではないか。

変わらずリング中央を取り圧力を掛けるペットパノムルンに対してロープ近くにいる原口の展開でスタート。

ペットパノムルンは前足を上げてミドルや思い切りのいいフックを振り、近くなったら組んで膝で攻めてくる。

原口も下がりながら蹴りやパンチを出すもペットパノムルンを止める事が出来ない。

また1R目には当たってた右三日月蹴りをだすも空振りさせられるなどペットパノムルンの学習能力の高さも光る。

1分経った辺りでの前足フェイントから左ストレートがヒット。

これだけまともに貰う原口も珍しい、左ミドルの威力があるからこその左ストレートがヒットするのだと感じさせられる。

ペットパノムルンのミドルにプッシュ膝や左ストレートに下がらされる展開が続く原口。

round終盤になっても蹴り数が減らずに威力も落ちないペットに対してお腹ダメージとプレッシャーを掛けられ続ける展開の消耗からか口が空いて苦しそうな原口。

原口もフックや飛び膝を狙うもペットパノムルンに組まれて膝の展開で流されて当たらずペットパノムルンが左ミドルがヒットしたところで終了。

30-29.30-28.30-28の3-0でペットパノムルンの完勝。

原口選手を持ってしても何もできずに完敗してしまうほどの強さを見せたペットパノムルン。

前足のフェイントから左ミドルや左ストレートに右フックに前蹴りや組んでの膝など多彩な技に組み際や離れ際などのムエタイならでわの技術の高さを見せて完勝したペットパノムルンだかこれだけ相手を翻弄出来るのはやはり最大の武器である左ミドルが速くそして恐ろしく強いからこそだろう。

改めて必殺の武器のある選手の強さ、恐ろしさを感じる選手でした。

久々にここまでミドルで試合を組みたててコントロールして相手に何もさせないタイ人選手を見ました。

階級やルールは違えどサムゴーを思い出しました。

原口選手はきっとこの選手を知った事でもっと強くなって帰ってくるでしょうから次が楽しみです。

団体に階級は違うが野杁正明VSペットパノムルンが観たいとおもった私でした、、、。

明日からまた練習を頑張ろうと思ったら、新しいウェアーやプロテインにサプリメントを買ってよりやる気を出して頑張りましょう

yoshitokick’s diary